栄養満点の秋の味覚、クリ。
ヘルシーかつ少量で必要な栄養を補充できます。

栗の栄養成分と食品効能

種実類は、形態により堅果類(ナッツ)と種子類に分ける事ができます。堅果類は、果実の種子の中に仁(胚及び胚乳)が肥大化して食用になったものであり、殻が薄く堅いのが特徴です。種子類は、果実以外の植物の種子を指します。
栗の果実は種子が発達したものであり、栗の実はナッツの一種となります。
栗は他のナッツ類より脂質が少なく、でんぷん質が多いのが特徴で、その他たんぱく質、ビタミンA、疲労回復に役立つビタミンB1、老化防止に役立つB2、ビタミンC、高血圧予防や動脈硬化に効果のあるカリウム、血を作る葉酸が含まれ、食物繊維やミネラル類も豊富です。
栗のでんぷんは、豆類や芋類と比べた場合、でんぷんの粒子がきめ細かく、上品な味わいを生んでいます。
ビタミンCは美容効果に効果があり、栗のビタミンCは、でんぷん質に包まれる為、熱による損失はあまりありません。
サツマイモなどと比べて豊富な食物繊維は便秘改善に役立ちます。さらに渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンも含まれています。
やわらかくて栄養バランスの良い栗は、お子様からご年配の方、貧血予防や葉酸を多く必要とする妊婦の方まで、広くお奨めできる滋養に富んだ食材と言えるでしょう。

栗の成分(可食部100gあたり/五訂増補 食品成分表より)
成分名日本ぐり(生)日本ぐり(ゆで)
エネルギー164kcal167kcal
Energy686kJ699kJ
水分58.8g58.4g
たんぱく質2.8g3.5g
脂質0.5g0.6g
炭水化物36.9g 36.7g
灰分1.0g0.8g
無機質ナトリウム1mg1mg
カリウム420mg460mg
カルシウム23mg23mg
マグネシウム40mg45mg
リン70mg72mg
0.8mg0.7mg
亜鉛0.5mg0.6mg
0.32mg0.37mg
マンガン3.27mg1.07mg
ビタミンAレチノール0μg0μg
カロテンα26μg26μg
カロテンβ24μg24μg
クリプトキサンチン0μg0μg
β-カロテン当量37μg37μg
レチノール当量3μg3μg
Eトコフェロールα0mg0mg
トコフェロールβ0mg0mg
トコフェロールγ3.0mg
3.3mg
トコフェロールΩ0mg0mg
ビタミンD0μg0μg
K1μg0μg
B10.21mg0.17mg
B20.07mg0.08mg
ナイアシン1.0mg1.0mg
B60.27mg0.26mg
B120μg0μg
葉酸74μg76μg
パントテン酸1.04mg1.06mg
C33mg26mg
脂肪酸飽和0.09g0.11g
一価不飽和0.05g0.06g
多価不飽和0.25g0.30g
n-3系多価不飽和0.05g0.06g
n-6系多価不飽和0.20g0.25g
コレステロール0mg0mg
食物繊維水溶性0.3g0.3g
不溶性3.9g6.3g
総量4.2g6.6g
食塩相当量0g0g
廃棄率30%
*殻(鬼皮)及び渋皮
(包丁剥きの場合)
20%
*殻(鬼皮)及び渋皮

参考文献
五訂増補 食品成分表2010 女子栄養大学出版部
新食品成分表2010 東京法令出版
カラーグラフ食品成分表 実教出版