西洋と東洋が交差するトルコ共和国に栗を訪ねて

次におとえもんは、栗をたずねて、トルコ共和国に行ってまいりました。
最高級のヨーロッパの栗品種 「マローネ」を贅沢に 「手剥き」で 仕上げてもらいました。

モスクの夜景がオリエンタルなムードです。

トルコには2度行きましたが、
イスタンブールで道に迷って
3時間夜歩き回っただけで、
観光名所は全くわからないままです。

グランバザールの入り口で焼き栗を売っていました。

ホテルの最上階からパチリ。

イスタンブールから飛行機で南に1時間、
エーゲ海に面したイズミルです。

これは12月の画像ですが、焼き栗を売っています。

焼き加減は固め、日本人的にはもう5分焼いて欲しいです。

イズミルから内陸の栗の産地に向かいます。
この辺りはまだ標高が低く、オリーブが植えられています。

この辺りで 中腹になりオリーブが無くなり
イチジクの畑になります。

こんにちは、トルコの栗(ヨーロッパ種)に会えました。

標高が800mから1200mの高地です。
栗の害虫もここまで来るといなくなります。

山の稜線が低くなったところを良く見てください。

ここにも泉があり村があります。

栗の輸出商社に集められた栗の山
イタリア、フランス、ポルトガル、スペインに輸出されます。

栗がサイズ選別の機械に送られて行きます。

このおじさんが、トルコの栗キング、
年間6000トンを扱います。

栗がサイズごとに選別されて落ちてきます。

最後はやっぱり人の目が頼りです。

栗畑に向かう途中、少しずつ標高が高くなっていきます。

だいぶ登って来ました。

村も通り過ぎて山の頂上の栗畑から
平野を見下ろしたところ。

山に見える緑の点々が栗の木です。

村の広場が栗の集荷場になっていました。

これは原生種に近い栗で 色は黒
生で食べたときに甘味はありません。

これは少し甘くて上等な赤い栗

これは 接ぎ木をしたところ。

接ぎ木して大きく育つとこうなります。

これは接ぎ木した木だけで収穫できるマローネ
生でも甘いです。

栗の栽培農家さんと あ~だ、こ~だ

お茶でも飲んでけ と チャイをごちそうになります。

大きくて太い栗の木の林で

栽培農家さんがちょうどお昼ごはんです。

トルコでは緑のイガを木から落として収穫してしまいます。

たくさんのイガの山 壮観です。

栗農家のお母さんとパチリ

積み上げた栗のイガに水を掛けています。

こちらではトラクターの荷台が栗のイガでいっぱいに、、、

これは12月に行って撮影して来ました。
緑のイガが熟成されて

茶色い美味しい栗が顔をのぞかせています。
(標高が高い虫のいない畑だから、
この保存方法が可能になります。)

やっと遅い昼食にありつけました。

白いのは塩味の飲むヨーグルト 「アイラン」です。
のどの渇きが癒されて美味しいです。

こちらは トルコのピッツア 焼きたての熱々です。

庭のそばの倉庫に独立戦争で使った銃が飾ってありました。
(本物です。)

栗の工場があるAKSU村に向かいます。

秋の実りは心を豊かにしてくれますね。

山の中ですが食べ物もおいしく、
みな心に余裕を持ってゆったりと暮らせる理想郷です。

村への標識発見

AK-KES 社オールスターズ です。

村の食料品店をチェック。

まあ、お茶でも一杯。

またまた チャイをごちそうになります。

村で採れた栗です。

これを彼女たちが手作業で丁寧に剥いて

割れないように布で包んで砂糖煮にされます。
ヨーロッパでも昔はこの方法でマロングラッセを作っていました。
今はこんな贅沢な方法はヨーロッパでは出来なくなっています。

とっても美味しい栗の砂糖煮の完成です。

栗の山を遠くから見るとこんな感じです。

これは おまけ かっこいいです。 持って帰りたかった、、、